電子書籍に望むこと。京極夏彦「死ねばいいのに」を読んでみて。

電子書籍の手はじめにといった感じで読んでいる。いくつか感想など。作品の感想ではなく、iPadで読む電子書籍の感想です。電子書籍は間違いなく、今の紙の書籍に取って代わるものだと確信しているが、敢えて欠点のみをば。

  • 厚みがワカラン!特に今読んでいるのが京極夏彦ということもあって(笑)「厚み」は重要なファクターだったんだなと思った。厚いのがいい、というわけではなく、厚みを何らかの方法で認識したいのだ。ページ数の数字とかそういうものではなく、直感的に今どの辺を読んでいて、あとどのくらいで読み終わりそうというのがわからないと、読んでいてなんとも落ち着かない。あとiBookStoreで並んでいる状態にしても、やはり本の厚みを見たいと思うのは私だけだろうか?
  • 重い!iPad発表時の雑感で、「680gの9.7インチといとハードカバーの本を広げて持ってるような感じ?」と書いたが、本と違って曲がったりしないので、体感的な重さはもう少しアップする。寝ながら布団に入って読むような場合、例えば仰向けに寝てiPadを両手だけで支えるような読み方は長時間はできない感じ。

厚みの問題はUIの工夫によりなんとかなりそうだし、重さは時が解決してくれるだろう。
あとは、リファレンス系の本なんかを読むと、また違った感想が出てくるかもしれない。

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