あの CSSEdit の MacRabbit が作ったHTML エディタ「Espresso」を試す

あの CSSEdit を作った MacRabbit が、なんと、HTML エディタをリリースしてたので早速ダウンロード。いつもは Jedit X Rev.2 と JChecker X プラグインの組み合わせで HTML を書いてるわけだが、なんといっても CSSEdit を作った会社ということで、これは試さない訳にはいかない。

Espresso
http://macrabbit.com/espresso/

ちなみに CSSEdit を知らない人のために説明しておくと、「鼻血が出るほど美しく使いやすい Mac OS XCSS エディタ」である(どんな説明だ)。

CSSEdit
http://macrabbit.com/cssedit/

私にとって、エディタは日々の作業効率に直結するので、これまでも色々と試しては Jedit に結局戻るということを繰り返してきた比較的保守的な分野である。vi & Emacs 論争みたいなことが、私の内部的に常に勃発しているわけだ。これまでに試した HTML エディタは、

  • Coda
  • skEdit
  • CotEditer
  • mi
  • Xcode

などなど。最初の2つはライセンス購入に踏み切るなどかなり期待したエディタだったが、惜しくもオレ流標準エディタの座を奪取するにはいたらなかった。

他にも、一般的には評価は高いが仕様だけ見て自分には向かないと判断したエディタも数知れず。もちろん UI の見た目も大切な評価ポイント(その点実は Jedit X は妥協してるんだけど)。

だが、CSSEdit に関しては使い始めて 5 分で本格採用&ライセンス購入を決定した。それほど満足感の高いエディタだった。もちろん CSS の編集に特化しているので、他の汎用エディタよりもハードルは低い。たとえば日本語文字コードUTF-8 しか通らないことなどは、HTML エディタとして見ればそれだけで致命傷である。

今回の Espresso は HTML エディタとして検討しているわけだから、CSSEdit のときのように「5分で即決!」というわけにはいくまい。数々のチェックポイントをクリアした先に「標準エディタの座ゲットだぜ!」とあいなる。

15分ほどいじってみたが感触はよい。しかし、EUC を扱えないことを早くも発見(Shift JIS はいけるんだけど)。この辺は舶来ソフトにはありがちだが、エンコーディングメニューが存在しているため、今後のアップデートには十分期待できる。

そんなわけなのでこれから暇を見つけて、使い倒してみたい。